1978-06-02 第84回国会 参議院 外務委員会 第24号
ったわけでございますが、ほとんど問題点は出尽くしておりまして、双方の立場について理解は進んだわけでございますが、しかし、日本側の、要求は、たとえば現行の協定でございますと、日本は七つの地点にしかアメリカに乗り入れられないのに対して、アメリカ側は十一の地点から日本に乗り入れておる、それだけを見ましても不平等があり、片やまた以遠権の面では、向こうは無制限な以遠権を持っておりますのに対して、私どもはニューヨーク以遠ヨーロッパ
ったわけでございますが、ほとんど問題点は出尽くしておりまして、双方の立場について理解は進んだわけでございますが、しかし、日本側の、要求は、たとえば現行の協定でございますと、日本は七つの地点にしかアメリカに乗り入れられないのに対して、アメリカ側は十一の地点から日本に乗り入れておる、それだけを見ましても不平等があり、片やまた以遠権の面では、向こうは無制限な以遠権を持っておりますのに対して、私どもはニューヨーク以遠ヨーロッパ
一番の問題は、大臣もおっしゃいましたように以遠権でございまして、日本側は現在ニューヨーク以遠ヨーロッパへ行く権利は持っておりますが、それ以外は何も持っていないわけでございます。これに対しまして、アメリカ側は日本東京ビヨンドでどこへでも行けるというふうになっておるわけでございます。
○政府委員(寺井久美君) 日米間の航空協定におきます現在の路線の交換、これはいろいろ歴史的な背景もございまして、必ずしもわれわれ満足すべきものとは考えておりませんし、これが均衡するように逐次努力を続けておるわけでございまして、先生御指摘のように、ニューヨーク以遠ヨーロッパ、これはある意味でニューヨークから先は無制限でございますが、これを獲得した際に、中南米路線についてある種の制限を受けておるということは